世間がCSに熱狂する中、鹿沼公園では2週連続となるキャタピラーズvs及川タイガースが行われていた。
そう、草野球No.1をかけた裏CSである。
第1戦(先週)は1-10の大敗を喫しただけに、リベンジに燃えるキャタ。
試合前には、バットの素材およびグラウンドルールを入念に確認して臨んだ一戦となった。
初回、先頭の石澤が先週とほぼ同じ二塁打で塁に出ると、2番山田陽が四球でノーアウト1、2塁のチャンスを作る。
その後ツーアウトとなるも、5番榎の死球により満塁、さらに6番野田が四球を選び、押し出しで1点を先取する。
その裏、先発の大岩が相手の1、2番に連打を許しノーアウト1、3塁のピンチを招くと、連携ミスの間に同点とされる。
さらに3番打者にヒットを打たれるが、レフト岩渕、ショート榎による完璧な中継プレイが飛び出し、
ランナーを本塁封殺に仕留める。
これを機に大岩は立ち直り、コーナーをつく好投。
2回裏は、サード山田尚を中心とした内野陣の堅守により、三者凡退に抑える。
3回裏、この回からマウンドに上がったサウスポー有井は、不運に見舞われつつも、
力のあるストレートとキレのある変化球で1失点に凌ぐ。
4回の表、キャタは先頭の6番野田が四球で出塁すると、8番岩渕がレフトへ打ち返しチャンスを作る。
その後、9番飯阪の打球が相手のエラーを誘い、同点に追いつく。
一気に突き放したいキャタは、飯阪が二盗を企て2、3塁の好機を呼ぶも、
チャンスに弱い石澤が空振り三振に倒れ、勝ち越しならず。
4回の裏、キャタは内野フライお見合い等のなんやかんやで勝ち越しを許し、
その後は相手投手の好投に封じ込められてしまった。
5回には、この日ピッチャー初挑戦となる櫻庭が登板。
先頭を内野フライに打ち取るなど、1失点に抑える好投で試合を締めた。
先週は大敗を喫した相手に、善戦したキャタ。
顔なじみの多いチームだけに、今後名勝負を繰り広げて行けるよう頑張りたい。
[ 監督談 ]
及川タイガースさんのいいピッチャーに苦戦したね。
チームとしては有井が内野、櫻庭がピッチャーを志願してくれて
ポジションに幅が出来てきたのが収穫。
次戦はホーム都田公園、いつものバットで広い外野にヒットを飛ばそう!